読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

宇宙を駆けるよだかのネタバレ結末ブログ

ブスと美人の入れ替わり漫画「宇宙を駆けるよだか」のあらすじ、ネタバレ、感想、無料試し読みを紹介

スポンサーリンク

透明なゆりかご ネタバレ 5巻の素敵エピソードをピックアップ!

沖田×華先生の漫画「透明なゆりかご 産婦人科医院看護師見習い日記」は、産婦人科で生まれてくる命を見つめる高校生だった×華さんの優しい目線に癒やされるお話です。

望まない子どもを授かってしまった若すぎるお母さんがいたり、子供が欲しくてたまらずようやく授かった夫婦もいる。

さまざまな人々の思いが交叉する医院で、「命の現実」と母子のあり方が淡々と描かれながらも胸に迫るエピソードばかりです。こちらでは、最新刊の5巻の素敵エピソードをピックアップしてご紹介します。

透明なゆりかご 5巻ネタバレ

めぐる命

産婦人科で事情があって生まれてくることができなかった「命」に「つぎはちゃんとこの世に生まれてきますように」と命の生まれ変わりを願い、語りかけている×華さん。

「めぐる命」は、生まれ変わりのちょっぴり不思議系なお話。

仕事帰りに立ち寄る串カツ屋さんで、店長と奥さんが切り盛りしている小さな店だったもののお味は絶品。

ご夫婦と仲良くなった×華さんは、食事がてら息子さんに関する不思議なお話を聞く。

難産で生まれてきた息子には、難聴の疑いがあり、奥さんは「自分のせいだ」と責め続けていた。

行き場のない悲しみに苦しんでいる妻を見て、夫は治療を続けるよりも息子の障害を受け入れることを選び、仕事を辞めて飲食店を開くことにした。

そうすれば息子のナツキのそばにいて見守ってやれるし、大人になっても店で働かせてやることもできるから、と。店で働きながら、夫婦は毎日、息子にたくさん話しかけていた。

そんなある日、うまく言葉を話せない息子が「カメムライチロー!」と言い出した。一体誰のことなのかわからない夫婦だったが、何度も繰り返し尋ねて、それが息子が生まれる前の名前だったというのを突き止めた。

息子の話は細部までしっかりしており、カメムラさんだったときは福島でひとり暮らしをしていた男性で畑を作っていたという。

貧しい生活で一人寂しくなくなったが、そのあと神様のもとで「この中から好きな人生を選んで」と言われて、「一生食べ物に困らない人生」を選択したのだという。

まだ幼い息子がペラペラとしゃべるのを聞いて、戸惑いながらも夫婦は「ママを選んでくれたんだ、ありがとう」と息子の話を受け入れ、感謝した。

成長したナツキは、急に耳が聞こえるようになり、今はもう普通に生活できるようになった。そして、「前世」の話はあれほどハッキリ話していたにもかかわらず、話した本人がその内容をすっかり忘れ去っていたのだった。


分娩台の涙


幼少期に発症した心臓病のせいで、出産が難しかった女性のお話。

妊婦の亜希さんは夫と姑さんに壊れ物のように大切にされ、亜希さんの体が心配だから今回は見送ったら・・・と話をしていた。

だが、亜希さんは「お腹の子をなかった子にしたくないんです。どうか産ませてください」と頼む。

それには深い理由があった。

幼いころ、亜希さんは母親から深く愛されて育っていたが、5歳のときに亜希さんが病気になって心臓病になってしまったことで苦しんでいた。

その後、母は交通事故で亡くなってしまう。臨終の床で母親は亜希さんに心臓病のことで謝り、そのせいで子供が産めないかもしれないと告げた。

「本当にごめんなさい」と泣いて謝る母に、亜希さんは「お母さんのせいじゃない。かわいいお嫁さんになって、元気な赤ちゃんを生むから」と約束していたのだった。

大人になって結婚し、「母との約束があるんだ」と亜希さんは子供を生みたいという強い気持ちを持っていた。

出産は成功。元気な女の子を産んだ亜希さんは、目覚めて分娩台で意識を失っていたときに母親がそばにいてくれた、と話す。母が、きっと守ってくれていたのだと・・・

透明なゆりかご の感想


信じられないくらいひどい母親がいるかと思えば、このように子供を何よりも大切にしている母親もいたりで、世の中とは本当にさまざまな思いで満ちています。

生まれてきてくれる新しいすべての命に、母親からの愛情と優しさで祝福してほしい。心から子供を望んでいる家庭のもとで育つ子は、本当に幸せだろうなあと思えます。

「めぐる命」はすごく興味深いお話で、たまにこういう不思議なエピソードってありますよね。

神様から次の人生どうする? みたいに聞かれて自分でどんな人生を選択するのか選べる。そう考えると、今の自分の人生は、生まれる前の自分の選択の結果だったということで「こんなひどい人生なんてもう嫌だ!」なんてのは通らなくなります。

「お金持ち」「有名人」「美男子」「お坊さん」など、カメムライチローさんには選択が豊富でしたが、お腹が空いてなくなっていたので選んだのが「お腹いっぱい食べられる人生」というつつましい人生。でも、ちょっと生まれ変わるの早すぎない!?

わたしなら迷わず「お金持ち」ですかね・・・。お金持ちになる代わりに親から虐待される人生とかは嫌ですけど。選ぶとしたら「まともな両親に愛される人生」かな。うん。あと、100年くらいゆっくり休みたい。

「透明なゆりかご」は本当に深い話ばかりで、沖田×華先生の引き出しの多さに感心します。次の巻も今から楽しみ。

 

 >>「透明なゆりかご」無料試し読み

 

スポンサーリンク