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宇宙を駆けるよだかのネタバレ結末ブログ

ブスと美人の入れ替わり漫画「宇宙を駆けるよだか」のあらすじ、ネタバレ、感想、無料試し読みを紹介

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義理の縁~捨て子の涙~ネタバレ結末 まるいぴよこ

6歳の少女が、何も事情を知らないままに母親の実家に連れられていき、気がついたら捨てられていた・・・そんな壮絶な実話を漫画化したお話が「義理の縁~捨て子の涙~」です。

再婚するために娘が邪魔になり、祖母の家に捨てるように置いていった母。同居する祖母と叔母は怖くて冷たく厄介者扱いするばかり。

母親と祖母、叔母に人生を翻弄された女性の苦悩に満ちた体験が描かれています。

作品名:義理の縁~捨て子の涙~(第2話に収録)

作者:まるいぴよこ

「義理の縁~捨て子の涙~」の無料試し読み

この漫画は短編集で表題作「義理の縁~捨て子の涙~」のほか「母と娘の迷い道」「母の愛」「償い」の全4作品が収録されています。

なお、電子コミックで試し読みができます。

※まんが王国先行配信作品

>>無料試し読みはこちら

「義理の縁~捨て子の涙~」あらすじとネタバレ

田舎の祖母宅に置いていかれる6歳娘


「ここがお母さんの育った家よ。
今日から、ここで暮らすのよ」

平田恵は当時、6歳。父親は3歳のときに亡くなっており、その日、なぜ母親が自分を実家に連れていったのかすら理解していません。

実家にいるのは祖母と、母の妹の叔母。

おばあちゃんは冷たい顔で、「財産の相続は放棄してもらうからね」と母に言い放つ。

母は通帳を差し出して「約束通りお願いします」と答える。

庭で遊んでいなさい、と大人同士の話から外された恵は、母親がいないことに気づく。

再婚する母親に捨てられた恵

「お母さんはいない。再婚するのよ」

再婚相手にあんたを引き取れないっていわれて、うちにあんたの世話を押し付けたのと、叔母は意地悪くそう言う。

「お母さんは、この家も恵も捨てたのよ」

再婚をするから自分を捨てた、と言われて嘘だと泣いて母を探し回る恵。

母は実家の跡取り娘だったものの、父と駆け落ちして結婚し、恵が生まれていた。

いつも優しい母親だったのに、何も言わずにいきなり捨てるなんて、信じられない。

けれど、いくら泣いていても母は戻ってはこなかった。

口うるさい祖母にいびられる毎日

祖母と叔母は、恵を見ながら母親の悪口を言い、恵がいかに迷惑な存在なのかわからせるように邪魔者にした。

祖母は厳しく口うるさく、箸の持ち方から「おまえはそんなこともできないのか!」とイビリ、家事に家の掃除までやらせた。

辛く、なじめない祖母との生活。それでも恵は「いつかきっと母が迎えにきてくれる」という一縷の望みをもっていた。

小学校の入学式にはきっと来てくれるに違いない。そう期待していたのに、母は来なかった。

祖母が付き添ってくれたものの、狭い田舎のこととあって「ああ、あの駆け落ちした」「今度は子供捨てて再婚だと」と陰口を叩かれ、恥をかかされたと怒った祖母は恵に八つ当たりする。

「おまえのせいだ!」と、恵さえ生まれなければ、未だ母はこの家を出ることもなかったのにとなじる。

恵の養育費を勝手に留学に使い込む叔母

恵の母親はまとまった金を養育費として祖母に渡していたが、恵はそれを知らずに学校の給食費や教材費があるたびに「まったく居候のくせに金がかかる」と嫌味を言っていた。

学校で必要なものさえこれだから、誕生日やクリスマスなど普通の子供がもらえるプレゼントなんて当然ない。

学校では「もらいっ子」「母に捨てられた子」として馬鹿にされ、友達もいなかった。

そんなある日、叔母が訪ねてきて「留学のお金、恵の養育費から借りてもいいんじゃない」と勝手にアメリカ留学の費用として横取りしていったのだった。

母親を訪ねた恵、しかし・・・

その後、祖母が母が差出人の現金書留を隠すようにしていたのを見て、恵はこっそりとタンスを探した。

そこには今までも母から学校の入学祝い金や、恵の様子を尋ねる手紙などが入っており、「お母さんはわたしのことを忘れたわけじゃない!」と恵は涙する。

恵は意を決して、母親にこっそり会いに行った。手紙にあった住所を訪ねると、2人の幼い子供たちを連れたお腹の大きい母がいた。

「私はもう、恵のお母さんじゃないんだよ。
恵はおばあちゃんの子供として、養子縁組したんだよ」

と告げ、それが再婚の条件で仕方なかったと謝る。

「もうここにきちゃだめよ」

母は済まなそうにしながらも、恵を追い返して家の扉を固く閉めた。

「私は母に捨てられた子」

あらためて恵はそう実感し、母には新しい家族がいて自分はもういらない子なんだ、と泣くしかなかった。

祖母に縛り付けられる人生

アメリカ留学していた叔母の美栄が、留学先で知り合った男性と結婚してアメリカで暮らすと連絡。

祖母は二人の娘に捨てられた、と絶望して急に老け込んでしまう。

「もうわたしの家族はおまえしかいないんだ」

さんざんいびり倒してきた祖母であったが、体が弱ってきてすがるようになる。恵は優しい心をもっていたため「祖母はかわいそうな人」と自分だけでも世話をしようと考える。

大学に進んで田舎を出ることも可能だったが、祖母をおいていけないからと地元で就職し、初めて好きになった男性と巡り合う。

結婚を考えるようになったものの、それを知った祖母はまるで恵の結婚を阻止するかのように脳梗塞で倒れ、介護が必要な状態に。結局、相手の男性との結婚話は白紙になってしまう。

仕事と祖母の介護をするだけで毎日がすぎ、気がついたら恵は35歳。すっかり行き遅れてしまった。

祖母の葬儀で衝撃の事実が発覚!

祖母が倒れて意識不明になり、結局そのまま亡くなってしまう。

母と叔母が帰ってきて、葬儀をすませたあと財産の相続の話になった。

恵は当然、養子縁組によって祖母の娘になっていたから財産はもらえるものだと思っていたが、叔母は衝撃の真実をぶちまけた。

「恵には相続権はない。母さんは養子の手続きをしていなかった」

母は祖母に支度金と引き換えに、養子縁組をする約束をしていたものの、お金だけもらって手続きをしていなかったのであった。

「義理の縁~捨て子の涙~」の結末と感想

おばあちゃんを家族だと思って、いままで世話をしてきたのに。

財産なんてどうでもいい。けれど、最後の最後まで自分は「家族」として認めてもらえることはなかった。

恵は悲しみと悔しさ、「自分はひとり」という孤独の果てにやっと家を出る決意をして・・・

親たちに振り回されてきた人生を送ってきた恵は、自分をずっと縛り付けていた家から飛び出します。

母親が再婚するからと娘を捨てるなんて、と信じられない出だしでしたが、さらに預けられた祖母の家でも鬼のようなおばあちゃんと叔母がおり、祖母の面倒で婚期を逃してしまい、悲惨な人生です。

本当は就職のときに田舎から出て、逃げ出せばよかったのでしょうけれど、運命はいつも残酷なものです。

それでも、恵さん自身が素直で心のやさしい女性であるのがこの物語の救いでしょうか。自分をさんざんいじめた祖母に対しても、体が弱ってきたからと最後まで面倒をみてあげるなんて偉いですよね。

つらすぎる人生を送ってきた恵さんでしたが、その後の彼女は幸せになれたのか? 

ラストはあなた自身でぜひ読んでみてくださいね!

>>無料試し読みはこちら

 

ほか収録作のネタバレ

yodaka.hateblo.jp

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