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宇宙を駆けるよだかのネタバレ結末ブログ

ブスと美人の入れ替わり漫画「宇宙を駆けるよだか」のあらすじ、ネタバレ、感想、無料試し読みを紹介

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新・ちいさいひと エピソード2第三話「急展」ネタバレ結末

漫画「新・ちいさいひと」のエピソード2「教育虐待編」第三話「急展」(全話通算で第8話目)では、健太が『子どもシェルター』の責任者であり、弁護士でもある剛力克己に玄樹への教育虐待を相談し、「緊急保護」を行うお話です。

そして、「家に帰りたくない!」という本音を吐き出した玄樹と、健一との熱い友情の展開が待っています。

 

作品名:新・ちいさいひと 青葉児童相談所物語

作者:夾竹桃ジン・水野光博・小宮純一

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「新・ちいさいひと」エピソード2第三話あらすじとネタバレ

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フットワークの軽いシェルター

弁護士・剛力克己に、玄樹への虐待の状況を手早く説明した健太。

「なるほど、典型的な『教育虐待』ね」

話を聞いて、健太を追い出す勢いだった剛力の態度が変わった。

具体的な虐待の証拠がないこと、そして玄樹本人が否定してしまったことにより児相が動けない苦しさを語る健太。

「どうせあの所長、市外の施設は極力使わない方針なんでしょ。
頭が固すぎんのよ」

ボヤボヤしていたら、取り返しがつかないことになる、と剛力は自分のネットワークを使い、あっという間にシェルターの空きを確認した。

そして本人の意志確認さえとれれば、すぐにでも入居できるという。青葉児相にも正式に虐待通告をして玄樹を保護することも可能になる!

「急ぎます!相談にのっていただきありがとうございました!」

今までの動きの鈍さが嘘のように話が進み、健太は玄樹を守るために走り出した。

限界へ追い詰められていく玄樹


一方、玄樹の状況はますますひどくなっていた。

自宅では母親がつきっきりで勉強させ、20時間ぶっつづけの睡眠なしのうえに、食事も抜き。

少しうとうとしただけで定規で殴られ、「ママだって、あなたのために寝てないでしょ!」とキレる。

勉強地獄の中で、兄に助けを求めても「甘えるなよ、クズ。できそこないが話しかけるな」と助けてはくれない。

辛くて、苦しくて限界だ・・・玄樹は震えながら、机の中に隠していたナイフを手に、刃を自分の首に当てた。

友達を助けに行く健一

健太からシェルターの存在と連絡先を教えてもらった健一は、なんとかして玄樹を助けようとするが、連絡がとれない。

仕方ないので、玄樹が通っている塾の中で待ち伏せした。

玄樹は塾でも追い立てられるように勉強漬けにされていた。

「今苦しい思いをするのと、その後の人生で一生苦労するのとどっちがいい?」

と、先生は煽り、玄樹は「勉強ができない自分に生きている価値はない」と考える。

勉強ができない僕なんて、世界中で誰ひとり、心配してくれる人はいない。

そんな思いを抱えて塾を出ようとすると、玄樹は健一に「おまえを助けに来た!」と言われた。

「俺と一緒に逃げるか、親と一緒にあの家に帰るか、おまえが決めろ!!」

帰らないと決めた玄樹


塾の外では、母親が待ち構えていた。

いきなりの出来事で戸惑う玄樹だったが、健一の「友達だからだろ」という損得なしの友情に、やっと自分を心配してくれるたったひとりの人間を見出したのだった。

「ぼく、あの家には帰りたくない!」

やっと、玄樹は自分の本音を吐き出すことができ、ふたりは健太から知らされたシェルターへまっさきに逃げ込むことにした。

剛力は弁護士として必ず守る、と約束し、駆けつけた健太もまた、児相が虐待通告を受けたことでやっと動けると所長に援助方針会議を要請する。

ふたりの少年の友情

無事、シェルターに保護されることに決まった玄樹は、健一と友達になったころの昔の話をはじめた。

小学校の頃、里子だったからという理由でいじめられていた健一を、玄樹だけが助けてくれたこと。そのおかげでいじめがなくなったと話す健一。

「だから俺、玄樹がピンチのときは助けてやろうって決めたんだ」

そう言う健一に、玄樹は気まずそうにいじめがなくなったのは自分のおかげじゃない、と伝えた。健一の両親が、クラスメート全員の家に回って、里子であるという理由でいじめないでください、と頭を下げていたからだ、という。

だから、自分に恩義なんか感じる必要はないという玄樹。

そんな玄樹に、健一は自分が救われたのは、初めて出自をカミングアウトできた相手が玄樹だったからだ、という。

恥ずかしくて、自分が里子であることを隠していたのに、玄樹にだけは言えた。そして、玄樹もそのことを普通に受け止めてくれた。

「あの日以来、里子であることをちゃんと言えるようになった」

それがどれほど大きかったか。だから、健一にとって、玄樹は特別な友達だったのだ。

母親に通告

その頃、最後の仕上げとして、健太は児童福祉司として玄樹の母親に、玄樹を一時保護したことを通告した。

「玄樹はどこ!今すぐ息子を返しなさい!!」

頭に血がのぼって怒鳴る母親だったが、虐待を通告されて呆然としていた。


「新・ちいさいひと」エピソード2第三話の感想


今回のお話でクローズアップされているのが「シェルター」の存在です。児相が簡単に動けない状況で、シェルターのフットワークの良さが、民間であることのメリットを感じさせます。

「子供たちが助けを必要としているのは今」であって、虐待の証拠集めや、手続きにこだわりすぎていると本当に取り返しがつかない事態にもなりかねません。そんなとき、シェルターの存在は本当にありがたいですよね。

名前はいかつい美人弁護士・剛力は最初はつっけんどんでしたが、健太の熱心な様子を見て「ケッコーいい表情するじゃない」と評価していました。

熱血バカで空回りしていた健太でしたが、今回はこれで挽回できそうです。

玄樹は教育虐待によって、家族は敵、周りは誰も助けてくれない孤独な状況で、ただひとり手を差し伸べてくれたのは「友達」でした。世界中でひとりも心配してくれる人がいない、という孤独感はつらく、健一が助けに来てくれたことが唯一の救いです。

男の子同士の友情って、いいですね・・・読んでいてほんと、胸がじ〜んとしてしまいました。健一も過去に玄樹に救われたことがあり、損得なしの男の友情!という雰囲気で、一生の友だちですよね。

とりあえず、玄樹は一時保護されたので安心ですが、あの鬼ママがこのまま黙っているはずもなく、次回も波乱の予感です。

 

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