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宇宙を駆けるよだかのネタバレ結末ブログ

ブスと美人の入れ替わり漫画「宇宙を駆けるよだか」のあらすじ、ネタバレ、感想、無料試し読みを紹介

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新・ちいさいひとエピソード2「プレッシャー」ネタバレ結末

漫画「新・ちいさいひと」のエピソード2「教育虐待編」では、教育熱心すぎる母親に追い詰められる少年・玄樹のお話です。

「虐待」と断定しづらい状況で、過度の期待に押しつぶされそうになっている玄樹のSOSを、児童福祉司たちはキャッチできるのか。

また、幼いころに自分を虐待した母親との関係修復に悩む健太の姿が描かれています。

 

作品名:新・ちいさいひと 青葉児童相談所物語

作者:夾竹桃ジン・水野光博・小宮純一

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「新・ちいさいひと」エピソード2第一話あらすじとネタバレ

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テストで100点が当たり前の傲慢な少年

夏休み直前の中学校。3年生の平手玄樹は期末テストでいつもどおりにトップをとり、先生やみんなから「すごい」と言われていた。

「当然だろうが、俺はお前らとは違うんだよ」

エリート意識のなせるわざか、玄樹は成績はいいが言動は傲慢そのものであった。だが、ケアレスミスで「100点」を取れなかった答案を見て、急に玄樹は震えだして腕を血が出るまでかきむしり、吐き気を催してぶちまけてしまう。

虐待した母親と向き合う健太

一時保護所の保育士・長澤彩香と一緒に電車に乗っていた健太は、なぜか元気がない。

「サバイバー」であり、母親からの虐待を生き延びてきた健太は、ずっと母親に会うことを拒み続けてきたが、最近やっと2ヶ月に一度お茶をするように進歩していた。

けれどそのお茶会で母親との会話がどうしても続かず、沈黙が怖くて一方的に喋り続けてしまい、あとで自己嫌悪に陥っていたのだった。

「会話がうまく続かないのは、健太くんが女心をわかってないのと、完全なユーモア不足!」

と彩香に怒られる健太。

だが、健太が沈黙を怖がるのは母親に嫌な思いをさせていないか、小さい頃を思い出してしまうと言って、彩香は言いすぎたと反省する。

弟から玄樹のことを聞く健太

健太は電車で中学生の男の子が母親から「なんで何度も間違うの!」「お兄ちゃんはいつだって一回で覚えたわよ!」と叩かれる光景を目にしていた。

あまりにひどい子供の扱い方に「ちょっとやりすぎじゃ・・・」と声をかけようとしたものの、その親子はさっさと電車をおりてしまった。

「あの子、どこかで見たことある気がする」

と直感したのは正解で、里親のところに帰った健太は弟の健一から、クラスメイトの平手玄樹の話を聞いた。小学生の頃に家にあそびに来ていた子で、だから健太は見覚えがあったのだ。

最近は塾にばっかり通い、周囲のクラスメイトたちを見下して浮いているという。先日も教室で急にふるえて吐いてしまい、片付けてやったが「おまえなんて友達じゃない」と態度が悪く、健一は腹を立てていた。

母親の扱い方、そして腕をかきむしる動作を見ていた健太は思うところがあり、弟に彼を見放さずに力になってやれと言い含めた。

教育ママの虐待!?

健一はもう一度玄樹と話してみようと、放課後に呼び出した。

勉強大変なのはわかる。でもどうしてみんなを見下すような態度ばっかり取っているのか。前はそうじゃなかったのに、と心配している気持ちを伝えた。

ところが玄樹は「くだらないことで時間をとられた。お前らなんかと俺は違う」と吐き捨てて去ろうとした。

そこに玄樹の母親が車で乗り付けて、問答無用で玄樹の顔を張り飛ばした。

「何やってるの。塾に遅れるでしょ」

いきなりなぐりつけた母親を見て驚いた健一は「玄樹を呼び出した俺が悪いんです」と話しかけるが、「うるさいわね。偏差値低そうな顔して」とにべもない。

そして、二度とうちの玄樹に話しかけるなと冷たい顔で去っていった。

まだ動けない児相

健一から話を聞いた健太だったが、それだけでは児相は虐待と断定できず、動くことはできないと話す。

「玄樹くんのこと、もっと詳しく情報集められないか?」

と、玄樹を助けるためには決定的な証拠や情報が必要だと健一に伝える。

あなたはウチの恥!と罵る母親

期末テストで学年トップだったのにも関わらず、「98点」という2点足りないだけの答案を前に、玄樹は両親から責められていた。

「この点数はなんだと聞いているんだ」
「あんなレベルの低い集団で一番になっても価値なんていない!」
「あなたは平手家の恥なの!」

母親はますますヒートアップしていく。一族はみな、慶天堂中学に受かっているのに、受験に落ちて公立なんかに通っているのはあなただけだ、と激しくなじる。

あなたのため、と言いつつ追い詰める母

「ママはあなたのためを思って言っているの」

中学受験で失敗したことで、今後の人生は真っ暗になってしまった。せめて高校から入学できればなんとかギリギリエリートコースに戻れるかもしれない。

「あなたがまともな人生を歩むための最後のチャンスなのよ!」

と頭が悪いのだから、ご飯を食べないで受験勉強に当てなさいと空腹の玄樹に容赦ない母親。

さらに、父親は「スマホを出しなさい」と言い、わけのわからないクラスメイトとつるんでいるくらいなら必要ない、と水槽の中にスマホを放り込まれた。

将来なんの役にも立たない得にもならない友達なんていらないし、ゲームをする暇があったら一秒でも長く勉強しろ、と部屋に追い立てられる玄樹。

机の前に向かった玄樹は、「もっともっと勉強しなきゃ」「家族に必要ない人間になっちゃう」と追い詰められ、血が出ているにもかかわらず、腕をかきむしり続けていた。

「新・ちいさいひと」エピソード2第一話の感想

今回はかなり現実味がある、怖いお話でした。結構、いますよね、こういうタイプの教育ママ。家族そろってエリートで、エリート意識が高いから絶対にミスは許されないし、レールを外れてもいけない。

そういうプレッシャーを幼いころからかけ続けられてきた少年は、クラスで学年トップになってさえ親から認めてもらえず、「100点を取れない自分には価値がない」と無意識のうちに自分を傷つける行動をとり、自分自身を追い詰めていきます。

あの腕をかきむしる動作は大きなストレスを抱えた子の行動で、健太はそれにすぐ気づきました。熱心すぎる母親の教育虐待、と思えても児童相談所が動けるのはハッキリとした虐待の事実があった場合で、「しつけ」との線引が難しいですよね。

頑張っても、頑張っても自分を絶対に認めてくれない母親・・・せつなすぎます。

幼い頃から友達だった健一は、玄樹のSOSを発見できるのか。そして、児童福祉司として健太は彼に何をしてあげられるのか。つぎのエピソードの到着が待ち遠しいです。

 

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エピソード2第二話のネタバレ

yodaka.hateblo.jp

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