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宇宙を駆けるよだかのネタバレ結末ブログ

ブスと美人の入れ替わり漫画「宇宙を駆けるよだか」のあらすじ、ネタバレ、感想、無料試し読みを紹介

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セカンド・マザー~ひかるの場合~ネタバレ結末 第5話

自分の心の中にあった亡き息子・光太への想いに区切りをつけ、西田仁美はひかるくんと「本当の家族」になるために遺品をしまいこみます。

二人の間にあった溝がなくなり、ひかるくんはそんな仁美の想いを受け止めるかのように心を開いてくれます。そして西田夫妻は「ある決断」をすることに。

第5話で完結の「セカンド・マザー~ひかるの場合~」は、感動のラストが待っています。

作品名:「セカンド・マザー~ひかるの場合~」

作者: あしだかおる・渡辺やよい

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「ひかるの場合」第五話のあらすじとネタバレ

一転してベタベタの甘えっ子になる

光太の遺品を一緒に片付けたあと、西田夫妻とひかるの心の距離が少しずつ近づいていった。

ぎこちないながらも「いってらっしゃい」と圭吾を見送り、家事をする仁美にべったりとまとわりついて離れないようになるひかる。

全力で拒否されていたころのことを思えば喜ばしいことながらも、トイレにまでピタッとついて離れないひかるに仁美は困ってしまう。

夫の圭吾は「また捨てられてしまうんじゃないか、と不安なんだろう」と、ひかるはおそらく西田夫婦を完全に信頼しきれず、捨てられないようにと必死でしがみついているのだという。

ひかると本当の親子になるための決断

「ひかる君を幼稚園にいれないか?」

圭吾は一日中べったりくっついているよりも、ひかるが集団生活になじめるように幼稚園に通わせ、いつか大人になって自立できるまでふたりでサポートしよう、と提案した。

「ひかる君の特別養子縁組の申し立てをしようと思っている」

さらに圭吾はそう付け加えた。ひかるくんを、西田家の籍にいれ、「本当の親子」になりたい、というのだった。

それを聞いた仁美は大賛成し、「ひかる君のママになりたい!」と熱望する。

特別養子縁組の手続きは、家庭裁判所などの時間がかかる審判が必要だったが、焦らずできることから進めた。

幼稚園に通うひかる

ひかるは幼稚園に通うことになり、不安そうな顔をしていたが仁美が励ますとおとなしくついていった。

「ねえひかる君、私たちずっとあなたを守ってあなたと暮らしたいの。
だから信じて。私も、ひかる君を信じているから」

幼稚園ではたくさんの子供たちに混じり、足が速いひかるはみんなと遊んで注目される。仁美の愛情のこもった手作り弁当を食べて、とても充実した一日を過ごせたのだった。

お迎えに行った仁美は、抱きついてきたひかるの表情を見てうまくいったことを知る。

幼稚園で里子だとバレ、いじめに!

ところが、同じ組の中に意地悪な親子がおり、ひかるの名前が「西田」ではなく「倉田」であることに気づき、「本当の親子ではない」と言いふらした。

そのことでママたちは西田親子を避け、子供たちまで「ひかる君はパパやママのいない、悪い子ばかりいる『しせつの子』だ」という噂話をして、ひかるをいじめる。

たいきという少年から暴力をふるわれ、反射的に大声をだしてしまったひかるに驚いて、たいきが転んで怪我をしてしまう。たいきの母親は幼稚園に仁美を呼び出して責め、「里親は実の親じゃないからしつけが行き届かない」というひどい言葉を投げつけられる。

「申し訳ありません!私の責任です、許してください!」

と、とにかく頭を下げて謝る仁美。

家出をしてしまうひかる

だが、ひかるは「違う」と小声で抗議していた。

「仁美、ひかる君の言い分は聞いたの?」

自宅に戻り、圭吾と話し合った仁美はひかるがどう思っていたのか全く聞いていないことに気づく。

本当にひかるのほうから手を出したのか、事実関係を確認せず、一方的にひかるが悪いと決めつけて謝罪してしまったことで、結果的に「ひかるを信じていない」と言ったも同然だった。

「本当の親じゃないからって私自身が引け目に感じていた」

また失敗してしまった仁美だったが、圭吾は「失敗しながら誰でも親になっていくのだから」とフォローする。

その夜、ひかるは家出をしてしまう。圭吾と仁美は、必死にひかるの名を呼び、探し回った。

コーちゃんの遺品のそばで発見

仁美はひかるを信じると言ったのにちゃんと向き合えていなかったから、ひかるは出ていったのだ、と自分を強く責める。

「お願い、もう一度だけチャンスをちょうだい。もう二度と、大切なものを失いたくないの」

探しても見つからず青ざめたふたりは、警察に届ける前に一度自宅を確認することにした。

すると、ひかるは仏間の押し入れの中で眠っていたのだった。

「コーちゃんと何か話していたのかしら」

押し入れの中にある光太の遺品のそばで、寄り添うように眠るひかるを見て、西田夫妻は心からホッとした。

「ひかる君が戻る場所は、もうこの家しかないってことだ」

ひかるが自分から戻ってきてくれたことで、仁美はもう一度だけチャンスをもらった気持ちになれた。

つらい過去を乗り越え、3人で前に進む感動のラスト

それから一ヶ月後、幼稚園のお泊り保育でたいきの母親が再び当てつけるように「里親って国から養育手当をもらっているの。お金目当てに他人の子供を引き取っているのかしら」と聞こえるような声で話していた。

たいきの母親は自分の皿にわざと砂利をいれ、「ひかる君、何かしたんじゃない?」とひかるのせいにしようとしたが、仁美は自らその皿をとって目の前で食べて見せた。

嫌がらせに対して仁美は笑顔で立ち向かい、「わたしはひかる君のお母さんなんだから」と腹をくくった姿を見せる。もうつまらない悪口が、西田親子を傷つけることはできなかった。

運動会もおわり、西田親子は三人そろって仲良く手をつないで自宅への帰り道を歩んでいた。

その途中、光太を失った事故現場にさしかかったが、仁美は今までのように避けたりはしなかった。

3人だから、前に進んでいける。

笑顔のひかると手をつなぎ、仁美はやっと辛い過去の苦しみから解放されたのだった。

「ひかるの場合」第五話の感想

幼い一人息子・光太を失って苦しんでいた西田夫妻が、とうとうひかる君と「本当の親子」になれた感動の最終回。

実の母親から虐待を受けていたひかる君が西田家のお試しお泊りから里子になり、「特別養子縁組」で正式に籍をいれる準備をします。

「血のつながらない親子」であっても、お互いに信じ合える関係を少しずつ築き上げていくことで、本物の親子になれるんだなあ、と感じさせられたお話でした。

虐待・育児放棄されて傷ついていたひかるくんは施設にいたときに、その心をほぐしてくれる存在はありませんでしたが、西田家の温かい家庭で育まれていくことで親に甘えて信頼することを覚えていきます。やはり子供には「家庭」が必要だということなんですね。

児童養護施設で身の回りの世話をしてもらえても、「あったかい親の愛情」だけはもらえません。ひかるくんのような子が本当に求めているのが親の愛情で、幼少期に十分な愛をもらえなかった子供は「愛着障害」になるといわれています。

人に甘える方法がわからなかったり、逆にベタベタと甘えるようになってしまったり(5話のひかるくんの状態)と人との距離のとり方がうまくできないようになってしまいます。

そして人の親になる、ということは「親になろう」という強い意志があって初めて親としての一歩が踏み出せるものであり、西田夫妻のように「親になる準備ができている人たち」であれば、子供に恵まれない人でも良い親になれるのだ、と思えました。

血がつながっていても、つながっていなくても「親子関係」は子供と向き合いながらひとつひとつ絆を結んでいくものです。

時間をかけて親子になっていった西田夫妻とひかるくんたちが、前向きに希望をもって歩んでいく、というラストで読後感の良い終わり方でした。

 

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セカンド・マザー最新作レビュー

yodaka.hateblo.jp

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