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宇宙を駆けるよだかのネタバレ結末ブログ

ブスと美人の入れ替わり漫画「宇宙を駆けるよだか」のあらすじ、ネタバレ、感想、無料試し読みを紹介

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セカンド・マザー~ひかるの場合~ネタバレ結末 第3話

セカンド・マザー~ひかるの場合~ネタバレ結末

ひかるくんを我が家に受け入れた西田夫妻でしたが、実親から受けた虐待の傷は想像以上のものでした。

第3話では、「ひかるくんを本当に救えるのだろうか」という仁美の不安と、息子・光太を失った悲しみを埋めるためにひかるくんを利用しているのだという自分のエゴに向き合うお話です。

 

作品名:「セカンド・マザー~ひかるの場合~」

作者: あしだかおる・渡辺やよい

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※1巻にまとめられた電子コミック版は、まんが王国先行配信。ほかではまだ読めません。

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「ひかるの場合」第三話のあらすじとネタバレ

ひかるが受けた虐待の傷跡

声をだすなよ、声を出したらもと痛い目にあうぞ。

ひかるの体中にある丸い焼きあとは、母親とその彼氏から受けたものだった。

幼い子の体に残っている恐ろしい傷跡を見て、仁美は気分が悪くなって吐く。

不安になる仁美のエゴとは

「ねえ、私たちにあの子を救えるのかしら」

精一杯、辛抱強く愛をそそげばきっと心をひらいてくれる、と楽観視していた仁美はあまりにも厳しい現実に直面し、ひるむ。

夫の圭吾はそんな仁美に厳しい言葉を言った。

「救ってもらいたいのは、むしろ君のほうじゃんじゃないのか」

ひかるを助けたいと言いながら、本当のところは息子を失った苦しみから救い出してほしい。ひかるに代わりに優しくすることで、自分の心の穴を埋めてもらいたい、と仁美は考えていたのではないのか。

夫の指摘に、仁美は自分のエゴでひかるを救いたいなんておこがましい、と反省する。

あきらめたくない!と言う夫

お風呂からあがり、眠ったひかるだったが布団の中でひかるは全身をこわばらせて硬直していた。

今までの虐待の生活で、眠っていても心から安らげず、常に緊張しながら生きているのだった。

痛々しいひかるの様子を見て、仁美はそっと布団をかけてポンポン、とやさしく触れるとひかるは安らいだ表情を見せて本当の眠りについた。

「ひかる君のために、何ができるか、その気持ちが一番大切」

思いをあらたにする仁美だったが、お試しお泊りを終えて施設に戻ったひかるは甘えるような表情を一瞬見せてくれた。

そして次回のお試しお泊りの話を進める前に、圭吾と話し合う。

やっぱり私たちでは無理なのだろうか、としょげる仁美に圭吾は、

「俺はまだあきらめたくない」

という。

今断れば、またひかる君の心に傷がつくし、普通の子供の何十倍もの苦しみを背負った子が現れたのは、息子を失った自分たちの何かが引き寄せた運命なのではないのか、というのだ。

「ひかる君の親になれるよう、精いっぱいやってみようよ」

ひかるのことが好きだ、という圭吾に仁美もまた、ひかるを亡くした息子と同じように愛して家族になりたい、と願う。

里子になったひかる

何度かのお泊り交流のあと、正式な「里子」として西田夫妻とひかるは暮らすようになった。

ふたりは一生懸命にひかるのために部屋を整え、迎え入れた。

「ひかる君、これからね、ここにずっといていいのよ」

「ずっ・・・と?」

ひかるは戸惑いながらも、「ずっといていい」という言葉を喜び、笑顔を見せた。

夕食で「いただきます」と言おうね、というしつけのためにひかるが食卓に戻ってくるために何時間でも待つ西田夫妻。

「いただき・・ます」

ぎこちなく言って食事に手をつけたひかるは、「おかわり」と初めて仁美に話しかけてきた。

やっと「自分の居場所」を見つけたかのように、ひかるは西田家になじんでいく。

仏壇を壊して暴れだすひかる

仕事に行く圭吾のお見送り、仁美が焼いてくれたおいしいクッキー、一緒のお買い物・・・「普通の子供」のように家庭で温かい日々を過ごすひかる。

悪夢にうなされることはあったが、仁美が子守唄を歌うと穏やかに眠ってくれる。

仁美もまた、「ひかる君との距離が縮まってきた」と内心喜んでいた。

けれどただひとつ、入ってはいけないと言われていた「お仏壇のある部屋」がひかるの胸に引っかかっていた。

のぞいてみると、自分と同じ年頃の男の子の写真が飾られている。

時折、熱心に仏壇の前で手を合わせて話しかけている仁美を見て、ひかるは激しく嫉妬した。

そしてとうとう、ひかるは仏壇を壊してしまい、光太の写真を足蹴にしているひかるの姿を仁美が発見する。

「ひかるの場合」第三話の感想

ひかるくんの心の傷の大きさに、一度はひるみそうになってしまった仁美でしたが、圭吾のほうが腹がすわっていて仁美を叱るように励ましたり、しっかりひかるくんの「父親」として優しく面倒をみたりと本当に良い夫です。

子供を引き取る、ということは「かわいい」だけじゃダメっていうことですよね。

ひかるくんの場合は特殊なケースで、親からの虐待で普通の精神状態じゃないこともありますが、ちょっとしたきっかけでキレてしまったり暴れだしたりすることにも対応できる覚悟がなければ受け入れられません。

そのことを思い知ってしょげる仁美でしたが、仁美のひかるくんへの思いや愛情はしっかり伝わっていて、ひかるくんもまた仁美を「母親」として求めるようになっていっています。

だからこそ、やっと手に入れた「おかあさん」を取られてしまう、と仁美の亡き息子である光太くんに嫉妬して遺影を壊してしまうんですね。

暴力的なやり方で表現しかできないひかるくんですが、裏を返せば仁美たちに「自分だけを見ていてほしい」という切ないほどの愛を求める行動だとも解釈できます。

大事な「コーちゃん」の遺影を割られてしまったことで、仁美も取り乱してしまいますが・・・次回はかなり緊迫の展開です。

 
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第4話レビュー

yodaka.hateblo.jp

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