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宇宙を駆けるよだかのネタバレ結末ブログ

ブスと美人の入れ替わり漫画「宇宙を駆けるよだか」のあらすじ、ネタバレ、感想、無料試し読みを紹介

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セカンド・マザー~ひかるの場合~ネタバレ結末 第2話

セカンド・マザー~ひかるの場合~ネタバレ結末

 ボランティアを通して養育里親になろう、と決断した西田夫妻。連絡が入って被虐待児の委託を紹介されて行ってみると、そこにはひかるくんが待っていました。

第2話では、職員からひかるくんの詳しいバックグラウンドを聞いた西田夫妻が「力にならせてください」と「お泊り交流」でひかるくんを我が家に迎え入れますが、ネグレクトを受けていた子供にどう対処していいかわからず戸惑う様子が描かれています。
    
作品名:「セカンド・マザー~ひかるの場合~」

作者: あしだかおる・渡辺やよい

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この漫画は電子コミックで試し読みができます。

※1巻にまとめられた電子コミック版は、まんが王国先行配信。ほかではまだ読めません。

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「ひかるの場合」第二話のあらすじとネタバレ

 母子家庭で虐待を受けていたひかる

倉田ひかるは、来月で5歳。母親は18歳で未婚のまま子供を産み、母子家庭で育つ。

母親は男性依存気味で、つぎつぎと男を取り替え、そのたびに精神が不安定になってひかるを虐待していた。

西田夫妻が見たひかるは、虐待と暴力の傷跡でボロボロだった。母親だけではなく、同居男性からも暴力を受けていた、というのだ。

病院からの通報で発覚し、緊急保護されたことで母親もようやく親権放棄した。困難なケースながらも、ひかると面識があったために西田夫婦が選ばれたのだった。

「しゃぼん玉飛んだ」の歌

仁美は傷ついたひかるの姿に、いたたまれない思いでいた。もうすぐ5歳なのに、3歳程度にしか見えない、ちいさな体。

「ひかる君、おばさんのこと覚えている?」

やさしく語りかけると、前にそばで歌ってあげた「しゃぼん玉飛んだ」の歌を、ひかるか口ずさんだ。

初めて聞く、ひかるの声。

か細くて消え入りそうなその声は、まるでSOSを出して助けて、と言っているようだった。

お泊り交流からスタート

西田夫妻は「ぜひ、私たちに力にならせてください」とお願いし、お泊り交流から始めることにする。

施設から渡されたひかるの資料は「大きな物音に過剰に反応」「睡眠障害あり」「突発的に暴力をふるう傾向あり」と書かれていたが、心をこめてじっくり接すれば大丈夫だと楽観的な考えでいた。

ところが、ファミレスで飢えた野生動物のように手づかみで食事を詰め込んだり、崩れた積み木に驚いて急に暴れだしたりするひかるを見て、自分たちの考えが実に甘いものであったことを痛感する。

「思っていた以上に大変だわ。一晩持つかしら」

思うようにならないひかるに音を上げる仁美だったが、夫の圭吾は「この一晩で音を上げるようじゃ、ひかる君を引き取る資格はない」とたしなめる。

子供は大人が育てていくもの

亡くなった息子・光太を子育てしていたころ、仁美は子供が年齢とともに勝手に成長していくものだと思っていた。

1歳半で歩きだし、すぐにスプーンも使えるようになり、2歳で会話ができて、3歳になればお着替えもできる。

それが当たり前だと思っていた育児だったが、ひかると接してみて子供は大人がちゃんと人間として育てるのが役目なのだ、とあらためて思わされたのだった。

虐待の傷に愕然とする夫婦

施設から「教育テレビ以外見せないでくれ」と言われていたにもかかわらず、圭吾は「面白い番組を一緒にみよう」とお笑い番組をひかるに見せてしまう。

お笑い芸人がどつきあいをしている場面を見たひかるは過剰反応し、泣き出した。それは母親から叩かれた記憶がトラウマとなっており、触られることを嫌がるのもそのためだった。

お風呂にいれようと服を脱がせると、その体には火を押し当てられたあとがくまなくあり、西田夫妻はひかるが受けてきた壮絶な虐待に愕然とする。

「ひかるの場合」第二話の感想

「子供を育てたい」という強い思いで里親登録して、今回ひかるを引き受けた西田夫妻でしたが、虐待を受けて育ったため、普通の子ができることが普通にできず戸惑います。

ご飯を箸やスプーンを使って食べることすら教えられず、食事も満足に与えられていなかったであろうことが漫画の描写から伝わってきました。

仁美は亡き息子の育児経験が、ひかるくんには全く通用しないことに不安を抱き、弱音を吐いてしまいました。

それでも夫妻が根気よく「こうやって食べるんだよ」とスプーンの使い方を教えたり、「誰もあなたのご飯をうばったりしない」とひかるくんに教えてあげたことで、ようやくひかるくんも「ここは安全な場所だ」と思っているような安心した表情をしていました。

ただ、虐待の傷は簡単に癒やされるはずもなく、ちょっとした拍子にフラッシュバックして泣いたり暴れたり、という反応はどうしようもありません。

作中でひかるくんが仁美が話しかけても無表情で反応がなく、虐待児童に特有の「凍りついた瞳(凍てついた凝視)」をしていて読んでいて切なくなってしまいました。

ひかるくんに優しくしたいと思っている西田夫妻がいる安全な家にいるのに、心はまだ暴力と虐待に満ちた記憶から抜け出せないでいるひかるくん。

体の傷は時間が経てば自然に治っていきますが、心の傷は放置していても良くはならないのですね。

次のお話では、少しずつ心を開いてきたひかるくんが仁美の亡き息子に嫉妬する展開です。


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第3話のレビュー

yodaka.hateblo.jp

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