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宇宙を駆けるよだかのネタバレ結末ブログ

ブスと美人の入れ替わり漫画「宇宙を駆けるよだか」のあらすじ、ネタバレ、感想、無料試し読みを紹介

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「親なるもの 断崖」ネタバレ結末 第八話 白無垢の花嫁

中島との駆け落ち騒ぎですべてを失ってしまった梅。一方、20歳になってその美しさと才覚が有名になった「九条」武子は、「日本国一」の芸妓と呼ばれるようになります。

けれど、どれほどもてはやされても、武子の魂は「貧農の叫び」そのものでした。そして武子は梅を生き延びさせるために「白無垢の花嫁」として送り出します。 

 

作品名:親なるもの 断崖

作者:曽根富美子

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「親なるもの 断崖」第八話 あらすじとネタバレ

日本国一の芸妓・九条

幕西の九条、と言えば、もう飛ぶ鳥を落とす勢いの人気者だった。有力者たちは九条をひと目見るために、大枚はたいても惜しくない。

彼女を育て上げた女将の鼻は高く、「あれが幕西の九条だ! 日本国一の芸妓だと言われる日も近い」と、自分の生み出した作品を愛でるように褒めそやす。

武子は道南を動かす大林を後ろ盾にしており、ねだれば何でも叶えてくれる。だが、大林はどれほど艶やかで京ことばを話そうとも、彼女の魂は「貧農の叫び」そのものであることを見抜いていた。

曰く、「権力を寛容しながらも、決して妥協せず、許さない目だ」と。

武子はひそかに、綺麗どころの芸者たちを味方につけており、女将を裏切る計画をたてていた。

隠し部屋女郎から白無垢の花嫁へ

梅は身請けの話が決まり、隠し部屋の女郎からひとりの白無垢の花嫁として出発した。

まるで汚れを知らぬ少女のように清らかで美しいその姿に、大勢がため息をついた。

以前、梅を追っ手から助けた大河内は、3年も直吉を通して身請けを願っていたが、梅が受け入れなかったのだった。そして強引にこの話を進めたのは、武子だった。

「子供を産むのや、お梅」

武子は自らの流れてしまった子、梅の子、松恵、道子、すべての魂を宿す女の子を産んで次代へつなぐのだ、と梅を説得したのだった。

変わりゆく時代

室蘭の港に軍艦が到着し、沸き立つ街。そして武子は、以前から計画していたとおりに、綺麗な芸者たちを連れて女将から奪い取った。

これでは富士楼は終わりだ、と髪振り乱して武子にかみつく女将。「九条」としてあでやかに舞を舞う武子は、涙を流しながらも後ろを振り向くことはなかった。

その騒ぎをよそに、大河内に連れられた花嫁姿の梅は、「鉄は平和産業のためのものなのだ」という夫の言葉を黙って聞いていた。

「親なるもの 断崖」第八話の感想

親なるもの 断崖の第一部の締めくくりは、花嫁となった梅の姿でした。そして、女将と決別し、自らが新たな主として花柳界を仕切ろうとするたくましい武子。

女として踏みにじられながらも、決して屈さずに生き延びた女たちの強さがそこにありました。武子は美しさと才知を武器に、男たちを動かして生きようとし、梅は「子供を産む」ことで次世代へ命をつないでいく道を見つけました。

どんなに苦しくても、耐えて生き延びたからこそ、次の時代が生まれてくる。生命そのものの強さが、女性にはあります。

第二部からは、母親となった梅とその娘「道生」の物語で、武子のその後についても描かれています。

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yodaka.hateblo.jp

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