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宇宙を駆けるよだかのネタバレ結末ブログ

ブスと美人の入れ替わり漫画「宇宙を駆けるよだか」のあらすじ、ネタバレ、感想、無料試し読みを紹介

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「親なるもの 断崖」ネタバレ結末 第七話 番頭・直吉の実らぬ恋

「親なるもの 断崖」ネタバレ結末

中島と共に故郷へ帰ろうとした梅でしたが、チケウで捕まり、道子は梅と間違えられて突き落とされ、中島は捕まって拷問。

梅は「道子」と名乗り、生き残るも隠し部屋行きになってしまいます。

心身ともにボロボロになり、幕西遊郭ナンバーワンの座から最底辺の女郎に落ちた梅を、密かに恋して見守ってきた番頭の直吉の思いとは・・・

 

作品名:親なるもの 断崖

作者:曽根富美子

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「親なるもの 断崖」第七話 あらすじとネタバレ

ナンバーワンから最底辺に転落した梅

「道子」となった梅は、隠し部屋で大きなお腹を苦しそうに出産に臨んでいた。

お腹の子は中島の子、と信じてはいたが、生まれてきた子は息をしていなかった。

まわりの女郎たちは梅をかばい、せめてその子のなきがらだけでも守ろうと、口裏合わせて番頭から守ってくれた。

「似てるじゃないか、あの男に。
中島医院の、あの坊っちゃんに」

黒く物言わぬ赤子のなきがらを抱き、涙を流す梅に女郎たちはやさしい言葉をかける。

梅に恋していた直吉

番頭の直吉は、梅が初めてやってきて「おらを女郎にしてくれ」と頼んできたあの日からずっと、梅を見守ってきた。

まだまだ幼い少女だった梅に、必要なことをすべて教え、ひそかに良い客がつくように手を回して梅を幕西でナンバーワンにしたのも、直吉だった。

直吉はふらりとどこかからやってきて、女将とともに富士楼を盛り立てた裏の立役者だった。

何らかの事情で軍人にはなれず、番頭たちは皆「お国のために役に立てない余計者」という思いを共通して抱いていた。

幕西遊郭を仕切る番頭たちは結束が固く、直吉はその中でも一目置かれている存在であった。

梅にふられた直吉

直吉はひそかに梅に恋焦がれていたが、梅からハッキリとふられていた。

「おらをもう一度幕西一番の女郎にしてみせろ。それ以外では、おまえとおらは一緒に生きていけない」

梅にとって、直吉は自分を女郎にした存在。所詮、ふたりはそれ以外の関係にはなれないのだ、と。

自分では梅を幸せにすることができないと悟った直吉は、梅の身請けの話を進めるのであった。

「親なるもの 断崖」第七話の感想

脇役キャラですが、番頭の直吉の存在は幕西遊郭で欠かせない存在です。梅がナンバーワン女郎になったのも、直吉が裏から支えていたからでした。

姉を失い、幼かった梅を女郎にして育て上げたのは、直吉だと言えます。直吉が梅に惚れていることは周囲の人たちにもバレており、「直吉と夫婦になれ」とすすめる人もいました。

けれど二人は一緒にいても「番頭と女郎」であり、梅は直吉を夫や恋人としては受け入れられません。

「あれほど清らかな、美しい魂の女、あれほどの女郎はもういない!」

と叫ぶ直吉の切ない思いが伝わってきて、毒のような遊郭の世界でも根を張って美しい花を咲かせようとする梅への尊敬、恋する心にじんわりとくるお話でした。次回へつづきます。


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第八話の感想

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