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宇宙を駆けるよだかのネタバレ結末ブログ

ブスと美人の入れ替わり漫画「宇宙を駆けるよだか」のあらすじ、ネタバレ、感想、無料試し読みを紹介

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「親なるもの 断崖」ネタバレ結末 第四話 アカの青年との恋

女郎に憧れ、自ら苦界に堕ちていった道子。

道子のことを思いながらも、梅は初めて女を「人間」として扱ってくれる人と出会い、アカの青年・中島聡一と恋に落ちます。

ですが時代は軍国主義に入り、あやしげな時流の雲行きに梅もまた翻弄されていくことになります。

 

作品名:親なるもの 断崖

作者:曽根富美子

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なお、これから初めて読む方は『特装版「親なるもの 断崖」』がおすすめです。著者の他読み切り作品(本編とは関係ない内容)が収録されています。

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「親なるもの 断崖」第三話 あらすじとネタバレ

山羊楼の道子

道子は願いが叶って、山羊楼で女郎となる。あばら小屋の最低の環境とはいえ、道子はどの客にもやさしく男を慰めてやっていた。

「幕西の大衆便所」などと蔑まれながらも、道子は「やさしい醜女の女郎」として、名もなき女郎でありながらも幸せな笑顔をふりまいていた。

梅の「一番好きな人」は?

梅の身の回りをする茜は、こずるい女で梅の化粧品をくすねていたが、それを知っていても梅は咎めなかった。

茜は最近、通うようになってきた学生の中島聡一のことを持ち出して、梅をからかう。実家は医者で金持ちではあるが、学生の身分ではとても身請けなどできまい。

「おらは二番目に総一さんが好きだ。
一番目は、松恵ねえちゃんだ」

父よりも、母よりも大好きだった姉。

姉はいつも、自分の代わりに辛いこと、悲しいことを代わってくれた。

だから自分は代わりに女郎として姉ちゃんが背負うはずだった、悲しいや苦しみを背負っていくのだと梅は語る。

中島に恋する梅

「好きな男と情をからませた肌は、いちだんと艶っぽい」

茜はそう囃し立てるが、実際は総一は梅といるときは、話ばかりしていた。

総一は幼いころから労働者たちが貧困にあえぐことに疑問を持っており、女性は素晴らしい存在であること、そして今の自分に疑問を持て、と話す。

「きっとおまえをここから出してやる!」

新しい時代を生み出せるのは、女性しかいない、と総一は梅に訴えていた。

キナ臭くなっていく時代

直吉は、梅が中島に本気で惚れているのを知って警告する。

「苦労知らずの坊っちゃんの、あれはただの同情ですぜ」

そして遊郭に軍関係者が増えてきたから、なおさら気をつけなければならない、と。

この時代、思想犯は厳しく弾圧されており、お国に逆らう危険思想の持ち主は「アカ」だと追われていた。

梅が恋した中島聡一もまた、やがて「アカ」として狩り立てられる運命だとも知らず・・・

「親なるもの 断崖」第四話の感想

自分から望んだこととはいえ、道子の幸せそうな笑顔がすごく切なくなりました。こんなことでも幸せを感じてしまうくらいに、今までこの子の人生には光がなかったんだな・・・と。

醜女だと言われても、道子は心のやさしい女性でどんなみじめったらしい男性でも、心をこめて接してあげます。

けれど衛生環境も最悪で、いつもお腹をすかせているような状況で、道子はこれからどうなってしまうのか。

また、梅は中島との恋で「女性は素晴らしい」と言ってくれる男性がこの世に存在するのだと実感します。これまでは常に虐げられ、汚されるだけの惨めな存在であったのに「次の時代を築き、生み出せるのは女性しかいない」と教えられたのです。

女郎になって以来、モノのように扱われてきた梅にとって、初めて「人間」として尊敬をもって接してくれた中島は誰よりも大切な人となっていきます。

影からずっと梅を見守ってきた直吉は、半分嫉妬しているかのように警告してきましたが、恋の力にはあらがえないもの。

梅は自分の思いを萩の文にたくして、武子に伝えますが・・・次へつづきます。


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第五話のネタバレ

yodaka.hateblo.jp

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