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宇宙を駆けるよだかのネタバレ結末ブログ

ブスと美人の入れ替わり漫画「宇宙を駆けるよだか」のあらすじ、ネタバレ、感想、無料試し読みを紹介

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「親なるもの 断崖」ネタバレ結末 第二話 芸妓となる武子の覚悟

慕っていた姉・松恵を失ったあと、自ら女郎となる決意をした梅。白く輝く若い肌が評判となり、幕西遊郭一の女郎・「夕湖」として上り詰める道を歩み始めます。

一方、一緒に東北から来た少女・武子は女郎ではなく「芸妓」として厳しい稽古に耐え、「落ちぶれた公家の元姫君、日本国一の芸妓・九条」に生まれ変わりますが・・・。

華やかに装ったその裏で、武子の身にとんでもない悲劇が襲いかかります。

 

作品名:親なるもの 断崖

作者:曽根富美子

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「親なるもの 断崖」第二話 あらすじとネタバレ

売れっ子になる梅

北海道開拓の人柱となった、タコ部屋労働者と女郎たち。

「故郷に帰りたい」と願いながらも、遠い北の地に縛り付けられ、その労働力と生命を吸い取られていった。

女郎となった梅は、その若々しくしっとりとした肌ですでに売れっ子になっていた。

客をとられた先輩女郎たちに嫌がらせをされてしまうことも珍しくなかったが、梅は何をされても静かな目をしていた。

「あれは何もかも、わかっている目だ」

澄んだ梅の瞳は、恐ろしいほどに世の中を、欲望にまみれた男たちをも見透かしていた。

武子の心中騒ぎ

女将に目をかけられ、芸妓として厳しく稽古をつけられた武子は、京言葉を仕込まれてまるで、本物の公家の姫君のように美しくなっていた。そして「一本」という、一人前のお披露目が迫っていたのだ。

芸を売っても身は売らぬ、という誇り高い芸妓が幕西遊郭の気風だったが、武子にはひそかに恋をした男がいた。

同じ青森からやってきた、船乗りの青年と真剣に愛し合い、ふたりは心中騒ぎを起こす。かろうじて命は助かった武子だったが、青年の行方は知れず、女将によって不祥事はもみ消された。

お腹の子を失う武子

騒ぎから一ヶ月後、武子は今までと変わりなく、「京都の落ちぶれた公家の姫君」を演じて「一本」のお披露目で後ろ盾となる大林の前で舞を舞い、厳しい稽古の成果を見せた。

武子を妬む先輩芸妓から「貧農の娘が!」とののしられても、武子は平然として京言葉で自分は徳川の血を引く姫だと告げる。

もう貧しい農家の娘ではない、公家の出の「九条」なんだ、と自分に言い聞かせ、八幡様の「一本」の儀式もやり遂げた。

だが、お披露目が終わったそのすぐあと、武子は苦しみはじめた。

お腹にはあの青年の子がおり、生まれてきた子は女将によって始末されてしまったのだった。

日本国一の芸妓・九条誕生

道南を一手に仕切る大物・大林の後ろ盾を得た武子は、「日本国一の芸妓・九条」として正式に一本になる。

優雅に舞いをしてみせても、その心の中には捨てきれない望郷の念がこみあげていた。

そして、武子は表面では女将に服従して見せながらも、心の奥底で我が子をとられた恨みをつのらせ、復讐を誓っていたのであった。

「親なるもの 断崖」第二話の感想

今回のお話は武子メインで、4人の少女たちの中でも図抜けて色気があり、気が強く幕西遊郭で生き抜く覚悟を初めからもっていた子でした。

女将はそんな武子が「将来モノになる」と目をかけ、手塩にかけて育ててきたのです。しかし、いくら外側だけ京都の娘、お姫様をつくろってみても、武子の魂は生まれ故郷である青森にありました。

「そのほかには何にもいいことなくっていいからよぉ、帰りてえなぁ」

武子だけではなく、売られてきた娘たちすべての叫びだったでしょう。

けれども武子は芯の強い女性で、どんなに故郷が恋しくてもそれを表に出すことはありません。愛するひと、そして我が子を失ってなお、生き抜いてみせる、と誓うのです。

京の都の落ちぶれた姫君・・・という、なんともそそられる身の上話をでっち上げ、それを演じきってみせる武子の凛とした美しさ。

梅もまた、女郎として売れっ子となり、頭角をあらわしはじめますが・・・次回へつづきます。


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第三話ネタバレ

yodaka.hateblo.jp

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