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宇宙を駆けるよだかのネタバレ結末ブログ

ブスと美人の入れ替わり漫画「宇宙を駆けるよだか」のあらすじ、ネタバレ、感想、無料試し読みを紹介

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声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~ネタバレ 第5話 鬼の棲家

声なきものの唄ネタバレ結末

チヌの専属の禿として世話を焼いてくれる美緒。幼いのにしっかりもので、顔も一級。芸事もできる万能少女です。

第5話「鬼の棲家」では、美緒が遊郭へやってきた理由、そして兄とのゴタゴタが起こります。

チヌはチヌで、お客から姉の情報を得ようとして詐欺師に騙されてしまいますが・・・。

 

作品名:声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~

作者:安武わたる

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「声なきものの唄」第五話 あらすじとネタバレ

落ちぶれた名家の娘だった美緒

美緒は気品のある整った顔立ちに、読み書き算盤もOK。名家の出で、9つにして行儀作法も身についておりお琴も弾ける少女だった。

「将来の『お職(最上位の女郎)』候補でっせ」

と楼主が高値で実家から買って育てていた。実家は堀田家という400年続いた名家であったがとうに落ちぶれており、嫡男である兄の学費のために売られてきたのであった。

美緒は自分の運命をすでに受け入れており、「うちは絶対『お職』になっちゃる」と心を決めていた。

訪ねてきた兄様

ある日、美緒の兄だという青年が訪ねてきた。

「茜(美緒の本名)か!? 大きゅうなったな」

と、久しぶりに妹に会えたから、みつ豆でもおごってやりたいと言う。

廓の中にある「味つ屋」へ、兄・一彦と共にはしゃいで行く美緒は、年相応の娘に見えた。

お家を再興し、体面を保つために兄を帝大へ行かせる学費のために売られてきた美緒であったが、兄は「帝大を落ちた」という。仕方なく、近所にある私塾へ通っていると笑って話すが、何か雲行きがおかしい。

昔、一緒に暮らしていたころの話をしながら、「味つ屋」へ着くと、兄の顔は笑っていなかった。

客から姉の消息を聞くチヌ

チヌの客のひとり、小間物屋で仕入れに京に出るという男・杉浦から、京都の島原に瀬戸内の出だという綺麗な女郎がいたと聞く。

「サヨリとゆうておりませんでしたか!?」

ひょっとしたら、姉ではないかと必死に尋ねるチヌ。

「確かめるにゃ、それなりん金がかかる」

そう言われてチヌは杉浦にお金を与えて、どうかそれが姉なのか確かめてきてほしいと頼むのであった。

ずっと、母親代わりに育ててくれた大好きな姉。やっと、姉やんの行方がわかるかもしれない。

年季があけたら、二人で故郷へ帰ろう。そう思うと、チヌの胸ははずんだ。

詐欺師に騙されていたチヌ

杉浦が再びやってきて「商いの金が入らんから京へ出る金がない」と、チヌに50円(当時の5万円程度)を工面してくれ、と言い出す。

そんなお金はすぐには用意できない。どうすればいいんだろう・・・と悩むチヌは、若様のお出でがあったというのにうわの空であった。

「何か頼みがあるのかな」

気もそぞろなチヌの様子を見て、若様が問いかける。また、そばで仕えている美緒も兄のことで気をとられているのか、なにやら元気がない。

珍しく美緒はお茶をこぼして粗相をしてしまい、女将から怒られてしまう。

大事なお客様に気を抜いてしまい、それを見抜いた若様はすぐに帰ってしまった。

だが後日、杉浦がただの詐欺師だったとわかる。小蝶が「紙風船のおっちゃん」だと呼び、小間物屋でもなんでもないし、京都へ行く用事もないとバレた。

東陽楼の使用人たちに「こんの詐欺師が!」と、とっちめられ、チヌは彼にすっかり騙されていたのだと知る。

美緒の危機に気づいたチヌ

杉浦が「姉さん探すっていやあ、金取れると思うて」と言った言葉で、チヌは美緒の様子がおかしかったことが浮かんできてピンと来た。

何度もやってきては、「味つ屋」へ美緒を連れて行く兄。

チヌは「味つ屋」へ行き、昼間からひとりだけで飲んでいる美緒の兄を見つけた。

「美緒ちゃんは、どないしたんですか」

下を向いて、青い顔をしていた兄は、チヌに問われて「わああ」と泣き出す。

二階へ行くと、「味つ屋」の主人に着物を脱がされた美緒の姿が・・・

大切に想うものにつけこむ人々

兄が賭け事で借金をこしらえ、そのカタに妹を差し出したとわかり、キレたチヌは「味つ屋」の主人に「今日中に去んでってくれるか」と言い渡す。もしまだ明日いたら、ただじゃおかない、と。

そして、「どうせ遊郭に売られたんや」という兄を、グーでぶちのめした。

「おるんやなぁ世間には。
人が一番大切に思てるモンにつけこむやつらが」

帰り道、自分も姉探しをしてくれるという詐欺師に50円騙された、と笑うチヌに、美緒はわんわん泣いて抱きついた。

「声なきものの唄」第五話の感想

美緒のお父さんは見えっぱりで、家の体面を保つためだけにつぎつぎに自分の娘たちを売り払ってしまっていました。

美緒のお兄ちゃん、ロクデナシでしたねえ。名家の品のいいお坊ちゃん育ちで、長男だからと大事にされて、金の苦労はみんな姉や妹たちに背負わせて自分は賭けでスッてしまう。

挙句の果てには、自分のために売られた妹に借金を押し付けてひひじじいに引き渡すとは・・・チヌが最後にぶっ飛ばしてくれて、すっごくスカッとしました!

チヌは引き離された以来、姉のサヨリの消息がわからず、なんとかしてどこにいるのか知りたいと考えていました。そんなチヌの姉思いな心につけこんで、詐欺師に見事だまされてしまいましたけれども。

若様に頼めばいいのになー、と思いましたが、一番大切な人だからこそ、甘えられないんでしょうね。

若様はまだチヌに対して「旦那の真似ごと」しかしておらず、面倒は見てくれていても女性としては見ていない様子。チヌの気持ちを考えると、やきもきしてしまいますよね。

今回は『渡る世間は鬼ばかり』なお話しでした。次のお話では、なんとチヌが「太夫」に昇進してしまいます。

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 第六話の感想

yodaka.hateblo.jp

 

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