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宇宙を駆けるよだかのネタバレ結末ブログ

ブスと美人の入れ替わり漫画「宇宙を駆けるよだか」のあらすじ、ネタバレ、感想、無料試し読みを紹介

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声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~ネタバレ 第4話 弱き者たち

声なきものの唄ネタバレ結末

身請けされて去っていった紅緒太夫の事件から時が過ぎ、チヌが東陽楼で働きだして半年ーー「千鳥」として客もつき、女郎の仕事も板についてきます。

そんな折、妙に落ち着きがなく馴れ馴れしい新米おもらし女郎・小蝶が流れてきて、若様に近づいてきたりとチヌの心を騒がせます。

第4話「弱き者たち」は、小蝶の後見になったチヌの奮闘と、人の弱みにつけこんでくるむごい世の中が描かれたお話です。

 

作品名:声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~

作者:安武わたる

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「声なきものの唄」第四話 あらすじとネタバレ

寝小便女郎・小蝶

東陽楼の女郎として、若様という太客もおり中堅どころとなってきたチヌ。お客の見送りに出たところ、姉のサヨリに少し面差しが似ている新入りの女郎・小蝶(田上フミ)と出会う。

姉と同じ顔立ちの整った美しい女性であったが、口を開くと印象がガラリと変わった。

小蝶は猫を見れば追いかける落ち着きのなさ、見世で居眠りをしたうえに、仕事中に寝小便をたれてしまうような女だった。

楼主は小蝶を「見かけはこれだし、ちいっと頭がゆるか分、扱いやすい」と紹介されて買い取っていた。やや危なっかしい小蝶の後見としてチヌが選ばれて、お世話をすることになる。

弱みにつけこまれ搾取される女郎たち

小蝶のやることなすことが大騒ぎになり、あぜんとする周囲の人たち。

「とんだもん、つかませやがって!」とお灸を据えるが、言って聞かせてわかるような頭ではなく、やはり小蝶のおねしょは止まらない。

しかし、巴太夫はよそでああいう子を見たことがある、と話す。

目が見えなくて帳簿も読めず、見世の主人の言いなりにされて誰も助けてくれない状況だった、と。

小蝶がああなのも、生まれつきのことで、頭の弱さにつけこまれ搾取されつづける女たちがどこにでもいるのだ。

「この世は切ない、いやむごいの」

その言葉が、チヌの胸にこだまする。

若様に色目をつかってひっぱたかれる小蝶

そんな小蝶をサポートするチヌであったが、ある日、小蝶はチヌを激怒させてしまう。

若様の訪れに胸をときめかせ、「神様」とあがめていたチヌ。

未だ、チヌは若様とは何もない。本を読み、楽しく語らうだけ。

だがある日、若様が不意に訪れて目通りすると、先に小蝶が部屋で若様と語らっていた。

そこは、自分の場所。

小蝶はしかも、「若様との初めての日のために」と作っておいた、とっておきの浴衣を出して晒していた。

それを見て、カッとなったチヌは小蝶を思わずひっぱたいてしまう。

盗みで「おちょろ舟」に乗せられる小蝶

翌朝、小蝶がみんなのものをちょくちょく盗んでいたことが発覚し、折檻される。

楼主は罰と見せしめとして、小蝶を「おちょろ舟」に乗せることにした。

「おちょろ舟」は沖に出た船まで行って、船員たちの相手をする仕事だったが、タチが悪い客でしかも稼ぎは半分。

懲罰的な意味で送り込まれる、最低の仕事であった。

小蝶をぶって悪いことをした、と思っていたチヌはこっそりとその舟に乗り込む。

身代わりを買って出て小蝶を守るチヌ

一流の大店での仕事とは違い、船員たちは乱暴で力任せに女郎たちを扱う。

小蝶は案の定、おもらしをしてしまい、船員たちを怒らせてしまった。

「いややもん、うち痛いのいやや」と泣いて駄々をこねる小蝶。

チヌはおもらしを掃除し、船長に手をついて謝って「自分が不始末の責任をとる」と申し出た。

小蝶を見逃してくれれば、自分は何をされても、構わないと・・・

「声なきものの唄」第四話の感想

女性として、すでに搾取される立場にいる女郎たちですが、中には生まれつき目が見えなかったり、賢くないために半ば騙されるような形でいいように使われてしまうものたちがいました。

小蝶はそんな女たちのひとりで、見た目は美しいものの子供のままの頭の中身で、難しいことが理解できない。利口じゃないぶん騙しやすく、ずっと周りの人のいいように扱われてきました。

赤ん坊のようにおもらしをして、周りを困らせますが、ちょっとやそっと怒られても反省しません。ずーっとそういう扱いに慣れてきたからです。そして、彼女のおもらしは、「いやや、やめて」という無言の抗議でもあったのです。

そんな小蝶も、チヌが体を張って守ってくれた、ということが理解できてからは「チヌに迷惑をかけてはいけない」と心を改めておもらしも止まってしまいました。

ボロボロになったチヌでしたが、自分にひどいことをした船員たちにも客として「またどうぞごひいきに!」と笑みを浮かべて、最後まで凛として去ります。

チヌの思いやりの深さ、やさしい心にじわ~っと涙が浮かんでくる神回でした。

 

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第五話の感想

yodaka.hateblo.jp

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