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宇宙を駆けるよだかのネタバレ結末ブログ

ブスと美人の入れ替わり漫画「宇宙を駆けるよだか」のあらすじ、ネタバレ、感想、無料試し読みを紹介

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声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~ネタバレ 第2話 女郎の母性

声なきものの唄ネタバレ結末

女郎にさせられ、絶望して故郷へ帰ろうと海に入ってしまったチヌ。溺れて遠のく意識の中、魚釣りをしていた「若様」こと若水公三郎に命を助けられます。

地元の有力者である若様と縁を持ったチヌは、無邪気なところを気に入られてしまいます。そして先輩女郎が病に倒れ、彼女を休ませるためにチヌは自ら女郎として見世に出ると決めますが・・・

家族のために遊郭へ売られてきた女たちの、辛くやるせない思いが見え隠れするお話です。

 

作品名:声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~

作者:安武わたる

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「声なきものの唄」第二話 あらすじとネタバレ

若様に助けられたチヌ

海に入ったチヌは、気づくと綺麗な顔の男性に助けられて舟の上にいた。

チヌの姿から彼女が女郎だと気づいた青年は、「須賀屋」へ連れていき、手当を受けさせた。

「ひえええっ、若様!」

楼主が青年を見てペコペコ謝り、何度も頭を下げる。

本来、まだ女郎になる年齢に達していなかったチヌを見て、青年は楼主に「この子いくつ? 子供に見えるが」とチクリと釘を刺した。

チヌは医者の手当を受け、助けてくれた青年が若水家の当主・若水公三郎だと知った。この辺一帯の地主で、借りている遊郭の主たちは誰も逆らえない。「若様」と呼ばれ、尊敬されているお人だった。

女中に戻されるものの

若様から注意を受けたこともあり、楼主はチヌを女郎から女中に戻した。そして、「足抜け」は本来懲罰を受けなければならなかったが、若様のはからいにより不問とされた。

女中に戻ったものの、あの経験から「男なんて汚らし」と嫌悪感が隠せない。「なんちゅう生き物や」と男を軽蔑するが、若様だけは怖くなかった。

楼主の子の子守をしていたチヌは、うまくあやせずに先輩女郎の小梅が抱っこして眠らせた。小梅は旦那が亡くなり、年老いた両親と息子二人を養うために借金を背負って女郎となった人だった。

病で倒れる小梅のために女郎になるチヌ

その小梅が、血を吐いて病で倒れた。すっかり寝付いてしまい、見世に出ることもできない。

楼主がそんな小梅を見て、ブツブツと嫌味をいい、小梅が心置きなくゆっくりと休めるようにチヌは自分から「見世に出る」と申し出た。

勤めは苦しかったが、昔、海女として海の中で息を止めて潜る苦しさを思い出して耐えた。

「これがうちの仕事なら、もうみじめに思うたりせん。
思っちゃいかん」

チヌはやっと、自分の力で金を稼いで生き抜くために、覚悟を決めたのだった。

若様から魚をもらう

一向に病気が良くならない小梅を見て、チヌは何か精のつくものを食べさせてやりたいと街を探し回る。

川の向こうから、大漁の魚を釣った若様の舟が現れ、チヌは若様にねだって魚を分けてもらう。

「うちがさばくけん、食べてってくれませんか?」

漁師の娘だけあって、チヌの魚さばきは一人前だった。

若様は難しい本を読んでおり、チヌはそんな昔の人の本が役に立つのか、と聞く。

そうだという若様に「人は二千年経っても利口にゃならんのか」と当意即妙なチヌの答えを聞いて、大笑いする若様。

あきらかに、若様はチヌのことを気に入り始めていた。

労咳にかかっていた小梅

小梅の病はさらにひどくなり、大量の血を吐いてみなに労咳にかかっていると知られてしまう。労咳は移る病気で、遊郭でそんな病が出たと知られれば客も寄り付かなくなる。

楼主と女将は厄介者扱いして「明日にでも故郷へ帰ってや!」と宣告し、残った借金は実家にかぶってもらうと言い出す。

「どうかそれだけは勘弁して」

と両手を合わせて土下座する小梅。小梅は家族にだけはなんとしても迷惑をかけたくない、と必死にすがりつく。

つぶれた須賀屋から新しい廓へ

チヌは小梅を助けようと、若様に助けを求めようとしたが、外へ出ようとして足抜けを疑われてしまう。

女将と言い争っているうちに、小梅はなんとかんざしでノドを突いて亡くなってしまった。

自分が生きていれば迷惑がかかってしまう、と悩んだ末の出来事だった。

事件は周囲の店に知られてしまい、須賀屋はつぶされてしまう。

そしてチヌは、新しい廓で矢津遊郭一の大店「東陽楼」へ振り分けられることになった。

「声なきものの唄」第二話の感想

やさしい美男の若様に助けられ、チヌは新たな気持ちで生き直そうとします。けれども、小梅は本当に不幸な女性でしたね・・・。

明治時代、廓は国に認められており、警察の管理下のもとで「競り」が行われていました。貧しい農村では、息子よりも娘が生まれて喜んだとか。

「息子の稼ぎはたかが知れているが、娘はその何倍も稼ぎ出せる」

親が子の誕生を喜ぶのはいいものですが、喜ばれる理由が将来遊郭へ売られていくことで大金が手に入るから、では何とも言えない気持ちになります。土地も財産もない貧乏な家庭では、庶民にとって最後の頼みの綱であっても、悲しいことです。

さて、チヌは期せずして最下層の遊郭から、一流の遊郭へ移ることに決まりました。そして若様の後ろ盾を得て女郎としてどのように上り詰め、成長していくのか。覚悟を決めたチヌの、たくましさがこれから発揮されます。


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第三話の感想

yodaka.hateblo.jp

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