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宇宙を駆けるよだかのネタバレ結末ブログ

ブスと美人の入れ替わり漫画「宇宙を駆けるよだか」のあらすじ、ネタバレ、感想、無料試し読みを紹介

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ブレッチェン~相対的貧困の中で ネタバレ結末 第一話「亡失」

ブレッチェンネタバレ結末

くりきあきこ先生の漫画「ブレッチェン~相対的貧困の中で」は生活保護を受けていた母子家庭で育った少女が、母が亡くなってから保護を打ち切られ、無一文で世の中に放り出されてしまう物語です。

自立しようにも保証人のいない少女を雇ってくれる仕事場はなく、国の保護も助けてくれる大人もいない18歳の楓花は、貧困と苦難にどう立ち向かうのか。


作品名:ブレッチェン~相対的貧困の中で(ストーリーな女たち Vol.18から連載スタート)

作者:くりきあきこ

「ブレッチェン~相対的貧困の中で」の無料試し読み

この漫画は電子コミックで試し読みができます。
※ストーリーな女たち Vol.18の巻頭作品


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「ブレッチェン」第一話 「亡失」あらすじとネタバレ

母の死と保護費の打ち切り

母子家庭で育った市原楓花の母は、病気で働けずに生活保護を受けていた。

母が亡くなってからケースワーカーに「来月から保護費は打ち切り」と無情に宣告される。

私の仕事はここまでで、あなたは18歳の健康な人だからちゃんと自立しなさい、と去っていった。

家賃の催促

追い打ちをかけるように大家さんがやってきて、家賃の支払いと「保証人を見つけるように」と言われてしまう。

今までは母の生活保護があったから良かったが、これからは楓花がすべて責任をもって保証人を立て、支払いをしなくてはならないという。

保証人のあてなどあるはずもなく、家賃はなんとか支払ったものの今後の見通しは暗かった。

保証人がいないと就職すらできない

就職活動をする楓花だったが、高卒で保証人もいない楓花を雇ってくれる会社はひとつもなかった。

何かあったときに責任をとってくれる人がいないと安心して雇えないから、と断られる。

仕方なく、ケースワーカーに電話して保証人になってくれないかと頼むが、「自分の仕事ではない」と冷たい返事。

「健康な18歳」だから、仕事をして自分を養う義務があるし、国に甘えるなんて考えちゃダメ、と電話を切られた。

パン屋さんでバイトに雇ってもらう

社会の厳しさにどうにもできずに、みじめな気持ちを抱える楓花。

甘えているつもりなんかないけれども、このまま保証人がいないからと就職できなければ、どう生きていけばいいのかすらわからない。

せめて大学を出て就職できていれば、母の面倒も自分がみようと思っていたのに・・・と泣きたくなる。

道で知らない男に突き飛ばされ、怪我をした楓花を近くの店の女性が手当してくれた。

調理パンを販売している店で、一人で切り盛りして手が足りず、バイトを募集しているという。

楓花は自分には保証人がいないし両親もいないけれども、一生懸命に働くから、と頼みこみ雇ってもらえることになった。

親友のひどい本音

たったひとりの親友・玲奈がコンビニの廃棄弁当を手土産にやってきた。

正社員で就職が決まったという玲奈に、大学の結果を聞かれて「受かっていたけどパン屋でバイトすることになった」と話す楓花。

大学をあきらめて、自活するために働かなければならない自分の辛い事情を打ち明けたが、親友の言葉とは思えないようなことを玲奈は言った。

「楓花が大学へ行かなくてホッとしている。
私は正社員だけど、楓花は時給バイト」

「生活保護もらいながら大学なんて、贅沢すぎだと思っていた。
いい気味」

玲奈の家は貧しかったが持ち家があったために、生活保護を受けられなかったという。

そして、楓花のことをずっと妬んでいたというのだ。

母親だけではなく、親友すらなくしてしまった楓花は、哀しい春を過ごすしかなかった。

「ブレッチェン」第一話の感想

母親が亡くなってしまったことで、人生の歯車がくるってしまった楓花。母子家庭ながらも、順調にいけば大学に行って就職し、社会人として働けるようになっていればここまでどん底に落ちませんでした。

けれどいきなり高校3年生で社会の荒波に放り込まれ、自活しようとしても若すぎるゆえに仕事もままならない。「保証人システム」ってどうにかならないんですかね・・・。

ケースワーカーのおばさんが、いかにもお役所仕事しかしないタイプで冷たく、人間味がまったくないのも腹が立ちました。現実にはもっといい人がたくさんいるでしょうし、たしかにケースワーカーの仕事の範囲じゃないから仕方ない面はあるんですが、話し方がひどいんですよね。

一番ひどいのは親友だと思っていた玲奈で、楓花の不幸を知って「ザマーミロ」的な態度でしたから、これが彼女の本音だったのだなあ、と。バイトでしか働けない楓花を見下し、意地悪な顔で去って行きました。

誰も頼るもののいない楓花。パン屋のおねえさんだけが、かろじて楓花の命綱になってくれそうですが・・・「相対的貧困」の中で少女がひとりで生きていくという、厳しい物語のはじまりに手を差し伸べてくれる誰かがいてほしい、と願います。

※ストーリーな女たち Vol.18収録作品


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