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宇宙を駆けるよだかのネタバレ結末ブログ

ブスと美人の入れ替わり漫画「宇宙を駆けるよだか」のあらすじ、ネタバレ、感想、無料試し読みを紹介

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「愛をこうひと」あらすじとネタバレ 漫画版第1話 曽根富美子

愛を乞うひとのあらすじ

篠原涼子さん主演のSPドラマ「愛を乞うひと」が1月11日の夜9時からスタートしていることもあり、曽根富美子さんによるコミカライズ作品「愛をこうひと」の素晴らしさをお伝えしたいと思い、記事にしました。

原作は下田治美さんですが、漫画というわかりやすい媒体を通してヒロインの照恵の苦しみや、照恵を虐待した母親であるトヨ子がなぜ実の娘にこうまでむごい行為をするに至ったかなど、細かい点がダイレクトに伝わってきます。

小説版を読んで、トヨ子の心情がいまいちわかりにくかったという方や、ドラマをご覧になって原作や漫画版も読んでみたい!と興味がわいてきた方におすすめの作品です。

作品名:愛をこうひと(原作名は『愛を乞うひと』)

漫画版作者:曽根富美子

原作者:下田治美

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「愛をこうひと」第一話あらすじとネタバレ

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幸せなはずの主婦の心を苦しめる過去の傷

照恵は専業主婦で、明るく快活な中学生の娘・深雪と、優しい夫がいる。

娘が可愛くて仕方ない照恵は、いつも「かわいい、かわいい」と人前でも褒めるので、深雪は恥ずかしがって「お母さんてさ、私のことかわいいって言いすぎだよ」とあきれるほどだった。

仲のいい家族に囲まれて幸せーーなはずの照恵の生活に影を落とすのは、過去に受けた心の傷・・・照恵は実の母親から激しい虐待を受けて育ち、その母から逃げ出して夫と結婚した。

夫の裕司は、照恵の過去の事情をすべて知ったうえで結婚し、ずっと守ってくれている。

母親の虐待の記憶は常に照恵を苦しめ続け、ほんのちょっとした出来事でフラッシュバックし、めまいがしてくる。

「母さん許して、ごめんなさい」

娘が庭で縄跳びをする音さえ、母が自分をなぐっていたときの記憶に結びつき、照恵の心は凍りつくのだった。

実母に虐待された理由を探し続ける照恵

照恵の心の中には常に「母はなぜ私を虐待したのか」という理由探しで堂々巡りを繰り返していた。自分も今は母となり、実の娘をみるたびに愛しさが溢れ出す。こんなに愛しく育っていく存在を、いためつけることなど考えられないからだ。

6歳から10歳の間まで、照恵は施設に預けられていた。だが、施設から母親・トヨ子が引き取ってくれた日から地獄が始まった。優しかった実父は結核で亡くなり、再婚したトヨ子は家政婦代わりにするために照恵を迎えにきただけだった。

父親違いの弟・武則には甘い母だったが、照恵に対してはまるで継子のように辛く当たる日々。まだ幼い少女を召使いのようにこき使い、気に入らないことがあれば金切り声を出して髪をひっつかみ、引きずり回し、叩きつけられた。

母親からひどい暴力を受けていた照恵のことは噂になり、友達もみんな離れていった。ろくに食べさせてもらえず、体には生傷が絶えなかった。照恵にとっては元いた施設のほうがよほど「天国」であった。

つまらないことで繰り返される母親のせっかん。理由はなんでもいい。お茶がぬるかった、返事の仕方が悪い、それだけで鬼のような形相で暴力が始まる。

弟の事故、娘に説明できない辛さ

結婚して主婦になった今でも、その過去で苦しんでいた照恵のもとに、弟の武則が交通事故にあったので病院へ来てほしい、という連絡が入った。

弟にも母にも20年以上も会っていないのに、なぜいまさら自分に連絡が来るのか。関わりたくない・・・そう思っても他に面倒を見てくれる人がいないと聞けば、行くしかない。着替えと見舞いだけを看護師に渡して帰ろうとした照恵は、病院から電話を受けた深雪とはちあわせしてしまう。

執拗に照恵に弟や、祖母にあたるトヨ子のことを聞いてくる深雪。虐待のことは、娘に話しておらず、祖母の存在すら知らせていなかった。

「母さんは私にずっと嘘をついていたんだ」

娘にそう責められても、照恵には返す言葉がない。『あのこと』を、この汚れのない娘にどう説明すればいいのだろうか。

実の母から虐待を受け続けてきた自分のことを、果たして娘は理解できるのだろうか、と気持ちが乱れるばかりだった。

「愛をこうひと」第一話の感想

一般的に「母親」という言葉から連想できるのは、「無償の愛」「母性」「慈しみ」というキーワードです。ですが、この漫画の主人公・照恵は血のつながった実の母親からひどい虐待を受けて育ち、母と縁が切れた現在になってもその恐ろしい記憶に苦しめられています。

照恵にとって「母親」とは、「暴力的」「恐ろしい存在」「決して愛をくれない人」でしかなかったのです。

辛い子供時代を抜け出して大人になり、結婚して自分も娘を産んで母親となった照恵は、ますますトヨ子の気持ちがわからなくなります。照恵の深雪に対する愛情は「母性」そのもので、そこに存在しているだけで愛しさがこみあげてくるものです。

「普通の母親」なら実の娘にこんな愛情を抱くはずなのに、「なぜわたしの母だけは、ああだったのか」という疑問がつきまとい、答えが決して見つからないのです。

暴力的な虐待のせいで照恵は、ちょっとした物音にもビクつくほど心に傷を負っています。そして背中には当時の傷跡が残っており、未だ消えていません。

子供の頃の照恵はむしろ「いい子」の部類で、手のかからないしっかりした娘でした。それなのに理不尽な虐待にさらされていたのですから、本当に不憫でなりません。

「母さん、なぜわたしを産んだの?」

弟の事故がきっかけで、照恵の心の中にある疑問に対する答えを探す旅が始まります。第二話へ続きます。

 

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