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宇宙を駆けるよだかのネタバレ結末ブログ

ブスと美人の入れ替わり漫画「宇宙を駆けるよだか」のあらすじ、ネタバレ、感想、無料試し読みを紹介

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「償い」ネタバレ結末(義理の縁~捨て子の涙~第4話)

義理の縁~捨て子の涙ネタバレ結末

最愛の息子が、問題ばかり起こす実の母親が運転する車にひかれ、亡くなってしまったーー漫画「償い」はそんな痛ましい出来事に直面した主婦の、どうにもならない悲しみを抱えた実話をコミック化した作品です。

不注意だったとはいえ、孫息子が亡くなる原因を作ってしまった母親の償いとは?

 

作品名:「償い」(義理の縁~捨て子の涙~第4話収録作)

作者:まるいぴよこ

「義理の縁~捨て子の涙~」の無料試し読み

この漫画は短編集「義理の縁~捨て子の涙~」に収録されています。ほか「母の愛」「母と娘の迷い道」など全4作品が収録されています。

なお、電子コミックで試し読みができます。

※まんが王国先行配信作品

>>無料試し読みはこちら

「償い」あらすじとネタバレ

問題のある母親

37歳主婦の岡田佳子は夫との間に5歳の息子・健太がおり、夫の両親と同居して家族仲良く暮らしていた。姑は健太を溺愛してかわいがってくれていたが、気にかかるのは自分の母親のことだった。

中学生のときに父が亡くなり、母は一人暮らしをしていたが、酔って電話をしてきては「たまには孫をつれてきて」と心細くてさみしいと訴えかけて泣く。

かわいそうではあったが、昼から飲む醜態をさらす母親のせいで健太の誕生日に飲酒運転で捕まり、大恥をかいたあげく夫の両親からも「健ちゃんの誕生日を台無しにして!もう会わせたくない!」と、孫の祝い事に一切呼ばなくなってしまっていた。

息子の優しさが大きな悲劇を招く

佳子は母親のことを思うと複雑な気持ちになっていたが、姑の言い分もわかり、板挟みになっていた。

けど、健太にとって母もまたもうひとりのおばあちゃん。優しく素直な健太はおばあちゃんの絵を描いたから見せてあげたいと言う。

「おばあちゃん、いつもひとりでかわいそうだよ。
おばあちゃんにもっていってあげようよ」

いつもは反対する姑も、孫たっての希望とあっては仕方ないと許してくれた。

だが、それが大きな悲劇を招く結果となった。

健太を連れて母の家を訪ねると外出しており、帰ろうとしたときに母が運転する車がやってきた。

「あれおばあちゃんの車だよね。おばあちゃーん」

無邪気に、健太は車の前に出てしまい、そのとき酔っていた母は一時停止できずに健太をはねてしまった。

修羅場の葬儀場

ブレーキとアクセル間違えた・・・そんな言い訳も、健太の葬儀場ではむなしい。

姑は泣きながら怒り狂い、「よく顔を出せたものね!」と大声でののしり、土下座して「本当にすみませんすみません、せめてお焼香だけでも」という母に花瓶の水を浴びせる。

悪夢のような出来事のなか、佳子は現実だと思えずに息子のいない日常に精神が壊れていく。

暗い顔をしていた佳子に姑は「だいたいあなたの母親がしでかしたこと。自分だけつらい顔をしないで」と責める。

壊れていく家庭と離婚

母は刑務所に入り、実家は賠償金のために売られていた。佳子はあの日、健太を連れていかなければこんなことにはならなかったのに、と悔やんでもくやみきれなかった。

健太と同じ年頃の男の子をみると、息子が戻ってきたようで思わず抱きしめてしまった。

つらい、どうにもならない日々に、佳子は「健太は母にころされた」と突然悲しみと怒りがわいてきて、道端で大声で泣き出すこともあった。

次第に、家庭の中もおかしくなっていく。姑は病んでいく佳子に「みっともない!いいかげんにして」と言い、あなたの母親のせいでうちはめちゃくちゃよ、とさらに責める。夫は責めはしなかったものの、姑の言葉からかばってくれることもない。

健太の3回忌が済んだあと、夫はほかに再婚したい相手を見つけて子供もできたと告げ、別れてほしいと言い出す。姑は夫の味方で、佳子の母が刑務所から仮釈放されていること、そして絶対に許せないこと、佳子と一緒に暮らすことすら耐えられないと言った。

自分の母親の罪の大きさを考えれば、佳子は離婚に応じるしかなかった。

許せない母親に佳子は・・・

離婚後、一人暮らしを始めた佳子は、ますます母親への憎しみをつのらせる。

たった1年程度で刑務所を出てきて、のうのうと生きて暮らしている母が許せない。

いっそこの手で、すべてに片をつけてしまおう。

佳子はそう決心して母のアパートを訪ねたが、そこで保護司の女性から母がうつになって薬を大量に飲み、命は助かったものの入院していると知る。

そして入院している母親の姿を見て、佳子は・・・

「償い」の感想

「義理の縁~捨て子の涙~」の収録作の中で、一番つらいお話でした。佳子の母親は、あまりいい母親ではないとはいえ、孫を愛する気持ちは持っており、誤って死なせてしまったことで自分を追い詰めていきます。まさに、悲劇としか言いようがありません。

また、佳子もその事故がきっかけで最愛の息子も幸せな家庭もすべて失ってしまい、どん底に落ちてしまいます。夫と姑の態度も、悲しみの大きさから考えれば仕方ないのかなとは思いますが、夫婦で悲しみを乗り越えていく姿が見たかったです。

罪をつぐなおうとしても、失われた命が帰ってくることはなく、どうにもできない、やるせない気持ちをもてあますしかありません。

佳子さんは本当に辛い経験をされていますが、優しかった息子のためにも少しずつ前を向いて歩いていこう、という前向きな気持になれたのなら、きっと悲しみを乗り越えて生きていけると感じられる終わり方でした。

 


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yodaka.hateblo.jp

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